高田浩一が免許取り消しになった理由と最新情報

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奈良県御所市の高田浩一さん(58)は、3年前、近所に住む高齢男性から「故障したコンバインを田んぼから引き上げてほしい」と頼まれました。

高田さんは自身のショベルカーでコンバインを引き上げて人助けしたものの、ショベルカーを公道で運転するのに必要な「大型特殊自動車の免許」を持っていなかったため、公道計1.5kmを走ったことなどにより、2年間、仕事で使う大型トラックなど持っている全ての運転免許取り消し処分を受けました。

この事件は、善意の行動が法律に触れるという問題を提起し、多くの議論を巻き起こしています。高田さんの訴えは現在、最高裁の判断に委ねられることになりました。

この記事では、高田さんの事件の詳細と最新の情報について探ります。

高田浩一が免許取り消しになった理由とみんなの声

引用:TBS NEWS DIG(実際のショベルカー)

高田浩一さんが免許取り消しになった理由は端的に言うと、以下の通りです。

高田さんが大型特殊自動車を持たずにショベルカーで公道を走行した。

この理由には以下の経緯があります。早速、免許取り消しになるまでの詳細をみていきましょう。

まず、高田浩一さんに近隣の86歳の老人が『助けて』という形で来られた。

この理由は、稲刈り途中に、コンバインのキャタピラー(無限軌道)が切れて動かないようになったということで連絡があったようです。

つまり、故障したコンバインをショベルカーで引き上げてほしいと頼まれたのがきっかけになるとのこと。

高田さんはショベルカーで田んぼへ向かい、コンバインを引き上げました。

そして、高田さんの倉庫に戻るために、付近の道路を約1.5kmにわたりショベルカーで走行した。

走行速度は時速約2kmほどのようでした。その道幅は2.5mにも満たない狭い道を走行していたといいます。

高田さんが大型特殊自動車の運転免許を持っていなかったので、奈良県公安委員会は2年間の運転免許取り消し処分をしました。

これが事の発端でした。

場所は奈良県御所市です。

■奈良県御所市

この事柄に対するネット上の声

この事柄に対してネット上の声を掲載していきます。

人命が掛かっていて緊急性が有り、1秒でも早くしないと挟まれた人が危ない等のに事故だったら操作が出来れば免許の有無は問わなくても良いと思うね。

日本でも観光バスの運転手が突然意識を失い、乗客が運転席に乗ってブレーキを掛けたりして停車させる報道が有ったけど、感謝状をもらっていたけどね。

多分、今回はコンバインが落ちただけで人命には影響無かったから、普通に引き上げ業者を手配するか、免許が有るなら自分で助けてあげるかだったんだろうな。

人助けの程度によるよね。どこかで線引きしないと何でも人助けが免罪符になったら勉強して資格や免許を取得した人が意味無くなるからね。

時速4キロで1.5kmだと20分位掛かっていたんでしょう?20分掛かるなら、人命救助なら消防の方が早いし、物損だけなら普通に引き上げ業者を手配すれば良かったと思うね。この報道の仕方がおかしね。キャタピラ付きは車では無く建設機械だからね。

引用:yahoo

このコメントには共感した人が3.4万人以上の人が共感しています。

つまり、世の多くの人々は人助けをしたことに称賛はする気持ちはあるのだけれど、緊急性を要することでは無い。よって、自分で助けるということではなく、ルールに則ってしかるべき人に助けてもらうということをすればよかったのでは。ということに共感しているのだと思いますね。

さらに、高田浩一さんは、誰よりも免許を大切にしてきたと思っている。という発言があります。その発言からも社会の規則やルールは守ることも免許を大切にするということだと思われます。

人助けという行いが素晴らしく、大変良かっのに非常に残念な事例です。世の中にはこのように良かれと思ったとしても、相手にとっては良くない行為になったり、ただの押し付けになってしまったりすることもあります。

何か良い行い、悪い行い、どちらをするにせよ、その際には本当に正しいかを一度問うてから動く必要性があるのかもしれませんね。

現在までの経緯と今後の動向は?

2024年1月の現在までは、運転免許の取り消し処分となったことに処分取り消しを提訴していますが、

1審、2審共に訴えは棄却されています。

ちなみに、その棄却内容ですが、大阪高裁は「困っている人を助ける自然な行いが地域の習慣で存在するにしても、ショベルカーを無免許運転することがやむを得ないと評価できる緊急性があったとは言えない」などとして控訴を棄却しています。

この判決に高田浩一さんは、不服であると2023年4月末に上告し、裁判の判断は最高裁に委ねられることになりました。

なお、最高裁での判決・決定が出るまでの期間は、上告あるいは上告受理申立てがあったときから、おおよそ7ヶ月から10ヶ月後になります。

つまり、今回のケースだと一般的には2月ごろには結果が出そうですね。

人助けをしたら、免許取り消し。このような善意が自分の首や生活を苦しめることは深く心が痛む事例となってしまいました。免許はどうなるのか、最高裁の判決結果を待ちたいところですね。

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